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第6章 水質汚濁 平成25年度版「いわき市の環境」 | いわき市役所

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(1)

第 6 章 水 質 汚 濁

1 水質汚濁の概況

本市では、市内の河川、海域及び地下水についての水質汚濁状況を監視するため、 「水質測定計

画」に基づく測定を実施しています。

水質汚濁の代表的指標として、河川では BOD(生物化学的酸素要求量)が、海域では COD(化

学的酸素要求量)がそれぞれ環境基準が設定されています。平成 24 年度は、市内の河川、海域の

いずれの測定地点でも、環境基準を達成しました。

また、健康項目として環境基準が設定されている有害物質についても、市内の河川、海域のい

ずれの測定地点でも基準値を下回り、環境基準を達成しました。

地下水については、概況調査の結果、すべての測定地点で環境基準を達成しました。一方、過

去に基準値を超過した 3 地点について、今年度も同様の調査を行ったところ、2 地点で基準値を

超過しました。来年度以降も継続的な監視調査をしていく予定です。

河川及び海域の水質調査地点の位置は、図 6-1 のとおりです。

図6-1 環境基準水域類型指定状況及び環境基準点の位置図

A (イ )

蔭 磯 橋 A( イ )

(2)

2 水質汚濁防止対策

(1) 水質汚濁とは

水質汚濁とは、人間の生活様式の変化や産業の発達により、有機物や有害物質が河川、湖

沼、海洋等に排出されて水質が汚れることをいい、原因としては、生活排水、工場排水のほ

か、農業・牧畜排水、大気汚染の降雨などが挙げられます。影響としては、有害物質による

魚介類・ヒトへの被害、有機性汚濁による水質の悪化などのほか、富栄養化による藻類の異常

繁殖及び貧酸素による水生生物の死滅などが挙げられます。

(2) 水質汚濁に関する法令

水質の汚濁に係る環境基準は、環境基本法により「人の健康を保護し生活環境を保全する

上で維持されることが望ましい」基準として設定されており、この環境基準を達成すること

を目標に、 「水質汚濁防止法(以下、この章において「法」という。)」に基づき、事業場に対

する規制等を実施しています。

(注) 平成25年3月27日から水質汚濁に係る環境基準について一部改正され、水生生物に係る要監視項目が3物質から6物質に変更された。

水質汚濁に係る環境基準等が定められている物質

<環境基本法等>

   健康項目 : カドミウム等(28項目)  地下水

健康項目 :カドミウム等(27項目)  公共用水域

(河川、湖沼、海域)

生活環境項目 :水素イオン濃度等(10項目)

※公共用水域共通

※公共用水域ごとに設定

工場・事業場からの排出水対策

<水質汚濁防止法等>

健康項目(有害物質) : カドミウム等(28項目) 生活環境項目 : 水素イオン濃度等(15項目)

有害物質 : カドミウム等(28項目)  地下浸透規制

排水規制

生活排水対策

<下水道法、浄化槽法等>

● 合併処理浄化槽の設置

● 公共下水道、農業集落排水、     コミュニティプラント等の整備 要監視項目

:健康項目(26項目)

:水生生物保全項目(6項目)( 注 )

※指針値のみ

● ダイオキシン類

● ダイオキシン類

● ダイオキシン類

福島県生活環境の保全等に関する条例:農薬 43種類 ゴルフ場農薬指導指針

事故時の措置

油:原油等(7種類)

指定物質:ホルムアルデヒド等(56項目) 有害物質:カドミウム等(28項目)

生活環境項目:水素イオン濃度等(15項目)

ゴルフ場農薬排出水規制

(3)

(3) いわき市の取り組み

本市では、水質汚濁の状況を把握するため、環境基準が設定されている物質を常時監視し

ているほか、小野町一般廃棄物最終処分場の排出水及び影響河川の水質等についても監視を

行っています。

また、水質汚濁の原因物質を排出する事業場についても立入検査などを実施し、発生源の

監視を行っています。

水環境の監視

<調査地点> 

19水域・25地点(17河川)

<調査項目>

健康項目(27項目)

生活環境項目(10項目)

など

 

河川調査

 75ページ

<調査地点>

概況調査(ローリング方式):4地点

概況調査(定点方式):5地点

継続監視調査:3地点

汚染井戸周辺地区調査:8地点

<調査項目>

健康項目(最大28項目)など

地下水調査

 85ページ

 

<調査対象>

9水域・20地点

<調査項目>

健康項目(25項目)

生活環境項目(8項目)

など

海域調査

 79ページ ダイオキシン類

104ページへ

(第8章化学物質)

公共用水域

産業廃棄物不法投棄影響監視調査

海水浴場調査

毎月測定 年9回の測定

水質発生源の監視

 ●排出状況の検査

 ・ 特定施設等

 ・ ダイオキシン類発生施設

        ※第8章化学物質へ

立入検査

 99ページ ・ゴルフ場排出水

 96ページ

・排出水検査

・影響河川の水質調査

小野町一般廃棄物最終処分場影響監視調査

 90ページ

 89ページ

 90ページ

年1回の測定

(4)

3 公共用水域水質調査

河川及び海域の水質汚濁の状況については、法の規定により福島県が作成した「平成 24 年度公

共用水域水質測定計画」に基づき調査を実施しました。

No. 項 目 基 準 値

1 カ ド ミ ウ ム 0.003mg/L 以下

2 全 シ ア ン 検出されないこと。

3 鉛 0.01mg/L 以下

4 六 価 ク ロ ム 0.05mg/L 以下

5 砒 素 0.01mg/L 以下

6 総 水 銀 0.0005mg/L以下

7 ア ル キ ル 水 銀 検出されないこと。

8 P C B 検出されないこと。

9 ジクロロメタン 0.02mg/L 以下

10 四 塩 化 炭 素 0.002mg/L以下

11 1,2-ジクロロエタン 0.004mg/L以下

12 1,1-ジクロロエチレン 0.1mg/L 以下

13 シス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg/L 以下

14 1,1,1-トリクロロエタン 1mg/L 以下

15 1,1,2-トリクロロエタン 0.006mg/L以下

16 トリクロロエチレン 0.03mg/L 以下

17 テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下

18 1,3-ジクロロプロペン 0.002mg/L以下

19 チ ウ ラ ム 0.006mg/L以下

20 シ マ ジ ン 0.003mg/L以下

21 チオベンカルブ 0.02mg/L 以下

22 ベ ン ゼ ン 0.01mg/L 以下

23 セ レ ン 0.01mg/L 以下

24 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L 以下

25 ふ っ 素 0.8mg/L 以下

26 ほ う 素 1mg/L 以下

27 1,4-ジオキサン 0.05mg/L 以下

表6-3-1 人の健康の保護に関する環境基準

(備考)

1. 基準値は年間平均値とする。ただし、全シアンに係る基準値については 、最高値とする。

2. 「検出されないこと」とは、測定方法 の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量 限界を下回ることをいう。

3. 海域については、ふっ素及びほう素の基準値は適用しない。

4. 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、規格 43.2.1、43.2.3 又は 43.2.5 により測定された硝酸イオンの濃度に換算 係数 0.2259 を乗じたものと規格 43.1 により測定された亜硝酸イオンの濃度に換算係数 0.3045 を乗じたものの和とす る。

(5)

表6-3-2  生活環境の保全に関する環境基準

 1 河川(湖沼を除く。) ア

適 応 性 水素イオン 生物化学的 浮遊物質量 溶存酸素量 濃 度 酸素要求量

(pH) (BOD) (SS) (DO)

水 道 1 級 6.5以上 1mg/L 25mg/L 7.5mg/L 50MPN/ 自然環境保全 8.5以下 以下 以下 以上 100mL以下 及びA以下の欄

に掲げるもの

水 道 2 級 6.5以上 2mg/L 25mg/L 7.5mg/L 1,000MPN/ 水 産 1 級 8.5以下 以下 以下 以上 100mL以下

水 浴 及びB以下の欄

に掲げるもの

水 道 3 級 6.5以上 3mg/L 25mg/L 5mg/L 5,000MPN/ 水 産 2 級 8.5以下 以下 以下 以上 100mL以下 及びC以下の欄

に掲げるもの

水 産 3 級 6.5以上 5mg/L 50mg/L 5mg/L

工業用水1級 8.5以下 以下 以下 以上

及びD以下の欄 に掲げるもの

工業用水2級 6.0以上 8mg/L 100mg/L 2mg/L 農 業 用 水 8.5以下 以下 以下 以上 及びEの欄に掲

げるもの

工業用水3級 6.0以上 10mg/L 2mg/L

環 境 保 全 8.5以下 以下 以上

1 基準値は、日間平均値とする(湖沼、海域もこれに準ずる。)。

2 農業用利水点については、水素イオン濃度6.0以上7.5以下、溶存酸素量5mg/L以上とする(湖沼もこれに準ずる。)。

(注)

1 自然環境保全 自然探勝等の環境保全

水道1級 ろ過等による簡易な浄水操作を行うもの 水道2級 沈殿ろ過等による通常の浄水操作を行うもの 水道3級 前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの

水産1級 ヤマメ、イワナ等貧腐水性水域の水産生物用並びに水産2級及び水産3級の水産生物用 水産2級 サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用及び水産3級の水産生物用 水産3級 コイ、フナ等、β-中腐水性水域の水産生物用

工業用水1級 沈殿等による通常の浄水操作を行うもの 工業用水2級 薬品注入等による高度の浄水操作を行うもの 工業用水3級 特殊の浄水操作を行うもの

5 環境保全 国民の日常生活(沿岸の遊歩等を含む。)において不快感を生じない限度  イ

全 亜 鉛 ノニルフェ ノール

直鎖アルキルベ ン ゼン スルホン 酸塩及びその塩

0.03mg/L 以下

0.001mg/L 以下

0.03mg/L 以下

0.03mg/L 以下

0.0006mg/L 以下

0.02mg/L 以下

0.03mg/L 以下

0.002mg/L 以下

0.05mg/L 以下

0.03mg/L 以下

0.002mg/L 以下

0.04mg/L 以下

基 準 値

大腸菌群数

AA

2

3

4

市内河川の類型指定の状況

※カッコ内は環境基準点

(備考)

・大久川及び小久川(蔭磯橋)

・夏井川[好間川合流点より上流](北ノ内橋、久太夫橋)

・夏井川[好間川合流点より下流](六十枚橋)

・仁井田川(松葉橋)

・好間川[町田橋より上流](岩穴つり橋)

・鮫川[山田川合流点より上流](井戸沢橋)

・好間川[町田橋より下流](夏井川合流前(愛宕橋))

・鮫川[山田川合流点より下流](鮫川橋)

水生生物の生息状況の適応性

イワナ、サケマス等比較的低温域を好む水 生生物及びこれらの餌生物が生息する水域

生物Aの水域のうち、生物Aの欄に掲げる水 生生物の産卵場(繁殖場)又は幼稚仔の生 育場として特に保全が必要な水域

ごみ等の浮 遊が認めら れないこと。

基 準 値

市内河川の類型指定の状況

※カッコ内は環境基準点

・大久川及び小久川(蔭磯橋)

・夏井川(北ノ内橋、久太夫橋、六十枚橋)

・仁井田川(松葉橋)

・好間川(岩穴つり橋、夏井川合流前(愛宕橋))

・鮫川[高柴ダム(全域)を除く。](井戸沢橋、鮫川橋)

・蛭田川[小塙橋より上流](小塙橋)

・藤原川(愛谷川橋、みなと大橋)

・蛭田橋(小塙橋、蛭田橋)

・藤原川(愛谷川橋、みなと大橋)

・蛭田川[小塙橋より下流](蛭田橋)

(備考) 基準値は、年間平均値とする。(湖沼、海域もこれに準ずる。) コイ、フナ等比較的高温域を好む水生生物

及びこれらの餌生物が生息する水域

生物Aまたは生物Bの水域のうち、生物Bの 欄に掲げる水生生物の産卵場(繁殖場)又 は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な 水域

(6)

2 海域   ア

適 応 性 水素イオン 化学的酸素 溶存酸素量 n-ヘキサン

濃 度 要 求 量 抽出物質

(pH) (COD) (DO) (油分等)

水 産 1 級 7.8以上 2mg/L 7.5mg/L 1,000MPN/ 検出されな

水  浴 8.3以下 以下 以上 100mL以下 いこと。

自然環境保全及 びB以下の欄に 掲げるもの

水 産 2 級 7.8以上 3mg/L 5mg/L 検出されな

工 業 用 水 8.3以下 以下 以上 いこと。

及びCの欄に掲 げるもの

7.0以上 8mg/L 2mg/L

8.3以下 以下 以上

1

2  水産1級のうち、生食用原料カキの養殖の利水点については、大腸菌群数 70MPN/100mL以下とする。

(注)

1 自然環境保全 自然探勝等の環境保全

水産1級 マダイ、ブリ、ワカメ等の水産生物用及び水産2級の水産生物用

水産2級 ボラ、ノリ等の水産生物用

3 環境保全 国民の日常生活(沿岸の遊歩等を含む。)において不快感を生じない限度

(別表)

該 当 類 型 B A A A A A A A

久 之 浜 港 B

四 倉 港 B

B B

江 名 港 B

中 之 作 港 B

  イ

全 窒 素 全 燐

1 基準値は、年間平均値とする。

2 水域類型の指定は、海洋植物プランクトンの著しい増殖を生ずるおそれがある海域について行うものとする。

(注)

1 自然環境保全 自然探勝等の環境保全

水産1種 底生魚介類を含め多様な水産生物がバランス良く、かつ、安定して漁獲される

水産2種 一部の底生魚介類を除き、魚類を中心とした水産生物が多獲される

水産3種 汚濁に強い特定の水産生物が主に漁獲される

3 生物生息環境保全 年間を通して底生生物が生息できる限度

西 防 波 堤 先 端 か ら南 約 200m 付 近 環 境 基 準 地 点

A及 び B防 波 堤 の 接 部か ら 西 約 150m 付 近 埠 頭 先 東 約 30m 付 近

中 防 波 堤 先 端 か ら 西 約 30m 付 近 ( 豊 間 地 区 ) 夏 井 川 沖 約 1,500m 付 近

番 所 灯 台 か ら 真 方 位 245度 の 線 上 2,000m の 地 点

0.02mg/L 以下

0.6mg/L以下

環 境 保 全 -

漁 港 内 中 央 付 近 (沼 之 内 船 溜 ) 東 内 防 波 堤 先 端 か ら北 西 約 50m 付 近

八 崎 灯 台 か ら 真 方 位 115度 の 線 上 1,500m の 地 点 中 之 作 港 沖 約1,000m 付 近

豊 間 漁 港 沖 約1,500m 付 近 4 号 埠 頭 先

蛭 田 川 沖 約 2,500m 付 近 鮫 川 沖 約 2,000m 付 近

II 0.3mg/L以下 0.03mg/L

(水産2種及び3種を除く。) 以下

0.05mg/L 以下

IV 1 mg/L以下 0.09mg/L

以下 水産3種

水産2種及びIVの欄に掲げるもの

(水産3種を除く。)

(備考)

(備考)

基 準 値

I 0.2mg/L以下

工業用水 生物生息環境保全

 「検出されないこと」とは、測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において、その結果が当該方法の定量限界を下 回ることをいう。

水  域

III

基 準 値

市内海域の 類型指定の状況 大腸菌群数

(別表)に記載 類型

B -

2

利用目的の適応性 市内海域の類型指定の状況

小名浜港

(4号埠頭先)

2

小 名 浜 港

類型

自然環境保全及びII以下の欄に掲げるもの

(水産2種及び3種を除く。) 水産1種

水浴及びIII以下の欄に掲げるもの

常 磐 沿 岸 海 域

( 小 名 浜 港 沖) 常 磐 沿 岸 海 域

い わ き 市 地 先 海 域

( 漁 港 内 を除 く )

豊 間 漁 港

(7)

 ウ

全 亜 鉛 ノニルフェ ノール

直鎖アルキルベ ン ゼン スルホン 酸塩及 びその塩

生物

0.02mg/L 以下

0.001mg/L 以下

0.01mg/L 以下 生物

特A

0.01mg/L 以下

0.0007mg/L 以下

0.006mg/L 以下 基 準 値

市内海域の類型指定の状況

生物Aの水域のうち 、水生生物の産卵場(繁殖場)又は 幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域

未指定 水生生物の生息する水域

水生生物の生息状況の適応性 類型

●健康項目

 健康項目のうち、全シアンは急性毒性を、他の26項目は慢性毒性を考慮してそれぞれ定められてい る。このため、全シアンについては、各測定点における年間の測定値の最高値が環境基準を満足する場 合に、当該地点において環境基準が達成されたと評価し、他の26項目については各測定点における年間 の測定値の平均値が環境基準を満足する場合に、当該地点において環境基準が達成されたものと評価す る。なお、ふっ素及びほう素に係る環境基準は海域には適用されないこととされているため、海域に配 置された測定点における測定値は評価の対象外としている。

●生活環境項目

○ 生物化学的酸素要求量(BOD)

 BODはBiochemical Oxygen Demandの略称。水中の有機物が微生物の働きによって分解されるときに 消費される酸素の量のことで、河川の有機汚濁を測る代表的な指標。

○ 化学的酸素要求量(COD)

 CODはChemical Oxygen Demandの略称。水中の有機物を酸化剤で分解する際に消費される酸化剤の 量を酸素量に換算したもので、海水や湖沼水質の有機物による汚濁状況を測る代表的な指標。

○ 75%水質値

 年間の日間平均値の全データをその値の小さいものから順に並べ0.75×n番目(nは日間平均値の データ数)のデータ値をもって75%水質値とする。(0.75×nが整数でない場合は端数を切り上げた整 数番目の値をとる。)

○ 全窒素(T-N)

 全窒素は窒素化合物全体のことで、無機性窒素と有機性窒素に分類される。無機性窒素はアンモニ ウム性窒素(NH4-N)、亜硝酸性窒素(NO2-N)、硝酸性窒素(NO3-N)に分類され、有機性窒素は タンパク質に起因するものと、非タンパク性のものとに分類される。窒素は動植物の増殖に欠かせな い元素だが、富栄養化になりプランクトンの異常増殖の要因となり赤潮等が発生する。

○ 全燐(T-P)

 全燐は燐化合物全体のことで、無機性燐と有機性燐に分けられる。水中の燐化合物には、地質由来 のものと動植物等の生物由来のものがあるが、その形態は微生物の活動や化学的作用を受けて変化し やすい。燐化合物は窒素化合物と同様に、動植物の成長に欠かせない元素であるが、水中の濃度が高 くなってくると水域の富栄養化を招くことになる。

 生活環境項目の環境基準は、水域の類型ごとに基準値が設定されており、類型は福島県知事により指 定される。

 BOD及びCODについては、類型指定水域の水質を代表する地点として設定された環境基準点のすべて において、年間の日平均値の75%水質値が環境基準を満足する場合に、当該類型指定水域で環境基準が 達成されたものと評価する。

 海域における全窒素及び全燐については、類型指定水域内の各環境基準点の表層の年間平均値の全地 点平均値が環境基準を満足する場合に、当該類型指定水域で環境基準が達成されたものと評価する。

用 語の説明

環 境基準の達 成状況の 評価

(8)

No. 項     目 指 針 値 No. 項     目 指 針 値

1 クロロホルム  0.06mg/L以下 14 フェノブカルブ(BPMC) 0.03mg/L以下

2 トランス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg/L以下 15 イプロベンホス(IBP)  0.008mg/L以下

3 1,2-ジクロロプロパン  0.06mg/L以下 16 クロルニトロフェン(CNP)  -

4 p-ジクロロベンゼン 0.2mg/L以下 17 トルエン   0.6mg/L以下

5 イソキサチオン 0.008mg/L以下 18 キシレン 0.4mg/L以下

6 ダイアジノン  0.005mg/L以下 19 フタル酸ジエチルヘキシル 0.06mg/L以下

7 フェニトロチオン(MEP)  0.003mg/L以下 20 ニッケル -

8 イソプロチオラン  0.04mg/L以下 21 モリブデン 0.07mg/L以下

9 オキシン銅(有機銅) 0.04mg/L以下 22 アンチモン 0.02mg/L以下

10 クロロタロニル(TPN)  0.05mg/L以下 23 塩化ビニルモノマー 0.002mg/L以下

11 プロピザミド  0.008mg/L以下 24 エピクロロヒドリン 0.0004mg/L以下

12 EPN  0.006mg/L以下 25 全マンガン 0.2mg/L以下

13 ジクロルボス(DDVP) 0.008mg/L以下 26 ウラン 0.002mg/L以下

表6-3-3  人の健康の保護に関する要監視項目及び指針値

(9)

項    目 水    域 類    型 指針値 生物A 0.7mg/L以下 生物特A 0.006mg/L以下

生物B 3mg/L以下

生物特B 3mg/L以下

生物A 0.8mg/L以下 生物特A 0.8mg/L以下 生物A 0.05mg/L以下 生物特A 0.01mg/L以下 生物B 0.08mg/L以下 生物特B 0.01mg/L以下

生物A 2mg/L以下

生物特A 0.2mg/L以下

生物A 1mg/L以下

生物特A 1mg/L以下

生物B 1mg/L以下

生物特B 1mg/L以下

生物A 0.3mg/L以下 生物特A 0.03mg/L以下

生物A 0.001mg/L以下 生物特A 0.0007mg/L以下 生物B 0.004mg/L以下 生物特B 0.003mg/L以下 生物A 0.0009mg/L以下 生物特A 0.0004mg/L以下 生物A 0.02mg/L以下 生物特A 0.02mg/L以下 生物B 0.02mg/L以下 生物特B 0.02mg/L以下 生物A 0.1mg/L以下 生物特A 0.1mg/L以下 生物A 0.03mg/L以下 生物特A 0.003mg/L以下

生物B 0.03mg/L以下 生物特B 0.02mg/L以下 生物A 0.02mg/L以下 生物特A 0.01mg/L以下 2,4-ジクロロフェノール

河川及び湖沼

海域 4-t-オクチルフェノール

河川及び湖沼

海域

アニリン

河川及び湖沼

海域 フェノール

ホルムアルデヒド

河川及び湖沼

海域

河川及び湖沼

海域

表6-3-4  水生生物の保全に係る要監視項目の水域類型及び指針値

河川及び湖沼

海域 クロロホルム

要監視項目とは

人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等からみて 、直 ちに環境 基準 とはせず、引き続き知見の集積に努めるべき物質として設定された26項目と、水生生物保全の観点から設 定さ れた6項目がある。

(10)

(1) 河 川

生活環境の保全に係る環境基準の類型が指定されている 8 河川(10 水域・15 地点)及びそ

の他の 9 河川(9 水域・10 地点)の計 17 河川(19 水域・25 地点)について、水質調査を実

施しました。

結果の概要は、次のとおりです。

○ 健康項目 7 河川 8 地点で測定した結果、全地点で環境基準を下回りました。

○ 生活環境項目 河川の水質汚濁指標である BOD(75%水質値)は、類型指定されてい

る 8 河川 10 水域 15 地点で測定した結果、すべての水域で環境基準を達

成しました。

○ 要監視項目 5 河川 5 地点で調査した結果、全ての地点で指針値を下回りました。

(平成24年度)

一般調査 生活環境 健 康 特 殊 その他 要監視項目

大久川 蔭 磯 橋 Aイ ○ 12 ○ ○ ○ - ○ -

小久川 連 郷 橋 Aイ - 6 ○ ○ - - - -

境 川 6号国道下 - - 4 ○ ○ - - - -

夏井川(上流) 久太夫橋 Aロ ○ 12 ○ ○ - - - -

 〃 (下流) 六十枚橋 Aイ ○ 12 ○ ○ ○ ○ ○ ○

好間川(上流) 岩穴つり橋 Aイ ○ 12 ○ ○ - - - -

 〃 (下流) 夏井川合流前 Bイ ○ 12 ○ ○ ○ ○ ○ -

新 川 一之矢橋 - - 4 ○ ○ - - - -

 〃 古 川 橋 - - 4 ○ ○ - - - -

仁井田川 霞 田 橋 Aイ - 6 ○ ○ - - - -

 〃 松 葉 橋 Aイ ○ 12 ○ ○ ○ ○ - ○

滑津川 高 久 橋 - - 4 ○ ○ - - - -

神白川 下神白橋 - - 4 ○ ○ - - - -

藤原川 愛谷川橋 Cハ ○ 12 ○ ○ ○ ○ ○ -

 〃 島  橋 Cハ - 6 ○ ○ - - - -

 〃 みなと大橋 Cハ ○ 12 ○ ○ ○ ○ ○ ○

湯本川 藤原川合流前 - - 4 ○ ○ - - - -

矢田川 矢田川橋 - - 4 ○ ○ - - - -

宝珠院川 藤原川合流前 - - 4 ○ ○ - - - -

鮫 川(上流) 井戸沢橋 Aイ ○ 12 ○ ○ - - - -

 〃 (下流) 鮫 川 橋 Bイ ○ 12 ○ ○ ○ - ○ ○

四時川 鮫川合流前 - - 4 ○ ○ - - - -

渋 川 植 田 橋 - - 4 ○ ○ - - - -

蛭田川 小 塙 橋 Cハ ○ 12 ○ ○ - ○ - -

 〃 蛭 田 橋 Cハ ○ 12 ○ ○ ○ ○ ○ ○

12 ― 25 25 8 7 7 5

表6-3(1)-1 河川の調査地点及び測定項目

測定 回数

河 川 名 地 点 名 類型 基準点環境 測 定 項 目

(11)

大 久 川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

蔭 磯 橋(A類型) 環境基準(A類型)

好 間 川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

岩穴つり橋(A類型) 夏井川合流前(B類型) 環境基準(A類型) 環境基準(B類型)

夏 井 川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

久太夫橋(A類型) 六十枚橋(B類型) 環境基準(A類型) 環境基準(B類型)

仁井田川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

霞 田 橋(A類型)<補> 松 葉 橋(A類型) 環境基準(A類型)

小 久 川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

連 郷 橋(A類型)<補> 環境基準(A類型)

藤 原 川 0

5 10 15

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

愛谷川橋(C類型) 島  橋(C類型)<補> みなと大橋(C類型) 環境基準(C類型)

鮫  川 0

2 4 6 8 10

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

井戸沢橋(A類型) 鮫 川 橋(B類型) 環境基準(A類型) 環境基準(B類型)

蛭 田 川 0

5 10 15

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 BOD(mg/L)

小 塙 橋(C類型) 蛭 田 橋(C類型) 環境基準(C類型)

図6-3(1) 河川のBOD(75%水質値)経年変化

(12)

章水質汚濁

77

(平成24年度)

最小 最大 最小 最大 平均 最小 最大 75%値 最小 最大 平均 最小 最大

大 久 川 蔭 磯 橋(※) A 6.6 7.6 0 / 12 7.5 11 0 / 12 10 0.8 2.4 2 / 12 1.6 1 18 0 / 12 4 1,700 33,000 12 / 12 小 久 川 連 郷 橋 A 7.1 7.5 0 / 6 7.9 13 0 / 6 11 0.8 1.4 0 / 6 1.3 1 8 0 / 6 4 460 24,000 4 / 6

境 川 6号国道下 - 7.3 7.6 4.3 8.6 6.2 6.0 11 7.9 7 23 17 24,000 110,000

久太夫橋(※) A 7.0 7.4 0 / 12 9.2 14 0 / 12 11 <0.5 2.2 1 / 12 1.1 <1 36 1 / 12 6 330 16,000 8 / 12 六十枚橋(※) A 6.9 7.4 0 / 12 8.1 13 0 / 12 10 0.7 5.4 3 / 12 1.4 1 20 0 / 12 6 490 33,000 11 / 12 岩穴つり橋(※) A 7.2 8.4 0 / 12 9.3 15 0 / 12 11 <0.5 1.5 0 / 12 0.7 <1 2 0 / 12 1 130 9,200 7 / 12 夏井川合流前(※) B 7.1 7.8 0 / 12 9.1 14 0 / 12 11 1.1 4.0 2 / 12 2.6 1 5 0 / 12 2 1,300 49,000 8 / 12

一 之 矢 橋 - 7.0 7.8 9.0 11 10 1.0 2.9 1.5 2 5 4 2,400 49,000

古 川 橋 - 6.9 8.1 7.7 10 8.6 1.3 2.4 1.6 4 7 6 3,300 35,000

霞 田 橋 A 7.0 8.1 0 / 6 8.3 13 0 / 6 11 0.5 1.6 0 / 6 1.0 1 9 0 / 6 4 330 11,000 4 / 6 松 葉 橋(※) A 7.2 8.1 0 / 12 6.8 12 2 / 12 10 0.6 2.0 0 / 12 1.2 1 46 1 / 12 11 790 17,000 11 / 12

滑 津 川 高 久 橋 - 7.5 8.0 8.4 12 10 1.4 4.9 4.1 7 13 9 - -

神 白 川 下 神 白 橋 - 7.2 8.1 9.6 12 11 1.9 5.7 4.4 4 12 9 3,500 33,000

愛谷川橋(※) C 7.4 8.2 0 / 12 8.0 13 0 / 12 11 0.6 3.3 0 / 12 1.7 1 7 0 / 12 4 - - 島   橋 C 7.4 7.7 0 / 6 7.1 11 0 / 6 8.7 3.1 5.5 1 / 6 4.9 7 21 0 / 6 12 - - みなと大橋(※) C 7.4 8.2 0 / 12 4.5 9.3 1 / 12 6.9 1.9 6 2 / 12 3.2 5 23 0 / 12 13 - -

湯 本 川 藤原川合流前 - 7.8 8.2 10 14 12 1.6 3.9 2.9 4 38 14 9,200 49,000

矢 田 川 矢 田 川 橋 - 7.2 7.7 6.3 12 8.2 1.2 6.3 4.5 7 23 16 - -

宝 珠 院 川 藤原川合流前 - 6.9 7.1 5.4 11 7.8 1.4 7.2 2.9 6 48 21 - -

井戸沢橋(※) A 7.3 8.5 0 / 12 8.7 13 0 / 12 11 0.5 3.1 1 / 12 1.3 <1 7 0 / 12 2 130 2,400 6 / 12 鮫 川 橋(※) B 7.0 8.2 0 / 12 8.7 12 0 / 12 10 0.5 3.1 1 / 12 1.4 1 6 0 / 12 3 790 35,000 5 / 12

四 時 川 鮫川合流前 - 7.3 7.9 9.2 14 11 0.6 2.9 1.2 <1 5 3 330 1,400

渋 川 植 田 橋 - 7.1 7.9 6.6 11 8.6 1.3 2.9 2.4 8 17 10 13,000 54,000

小 塙 橋(※) C 6.9 7.9 0 / 12 8.9 13 0 / 12 11 0.6 18 2 / 12 3.4 2 14 0 / 12 5 - - 蛭 田 橋(※) C 6.9 7.6 0 / 12 7.3 11 0 / 12 9.2 2.0 8.3 1 / 12 3.7 2 10 0 / 12 4 - -

(備考)

1  「m/n」は、「環境基準に適合しない検体数/総検体数」を示す。 2  「x/y」は、「環境基準に適合しない日数/総測定日数」を示す。

3  「75%値」は、y個の日間平均値を数値の低いものから順に並べ替えて0.75×y番目となる数値を示す。(0.75×yが整数でない場合は、端数を切り上げた整数番目の値をとる。)

- -

m/n m/n

藤 原 川

鮫 川

m/n x/y

- m/n

蛭 田 川 夏 井 川

新 川

仁 井 田 川 好 間 川

- BOD(mg/L)

pH DO(mg/L) SS(mg/L) 大腸菌群数(MPN/100mL)

河 川 名 測 定 地 点 名

(13)

(単位:mg/L)

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

- 1.8 1.7 1.5 1.4 1.8 1.6 1.7 1.5 1.1 1.5 2 1.9 1.9 1.9 1.9 1.8 1.8 1.9 1.8 1.3 1.6

- 1.7 0.9 1.2 1.4 1.0 0.9 0.8 0.8 0.9 1.1 2 1.7 1.3 1.4 1.9 1.1 1.0 0.9 1.0 1.1 1.3

23 11 16 15 12 15 11 10 7.0 8.0

21 13 17 13 17 20 11 9.1 7.5 7.9

- 1.0 0.8 0.9 0.9 0.8 0.7 0.7 0.7 0.8 1.1 2 1.2 0.9 1.0 1.3 0.8 0.8 0.8 0.8 0.9 1.1

- 1.3 0.9 1.0 1.2 1.0 0.7 0.8 0.9 0.8 1.7 2 1.4 1.0 1.1 1.6 1.0 0.7 0.9 1.0 1.0 1.4

- 0.8 0.6 0.6 0.9 0.7 0.5 0.6 0.6 0.6 0.7 2 0.8 0.6 0.6 1.2 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 0.7

- 2.5 2.0 2.1 1.9 2 1.8 1.8 1.6 1.5 2.2 3 3.1 2.2 2.7 2.2 2.2 2.1 2.1 1.8 1.8 2.6 3.6 2.3 2.7 2.6 2.2 1.3 1.1 1.0 1.7 1.6 4.4 2.3 2.2 2.6 2.9 1.2 1.1 1.2 1.2 1.5 2.4 2.9 1.6 2.2 1.5 1.3 1.6 1.3 2.0 1.7 2.3 2.7 2.1 2.1 1.5 1.2 2.1 1.5 2.1 1.6

- 1.3 0.9 0.6 1.1 1.1 0.7 0.9 0.7 0.9 0.9 2 1.3 1.3 0.7 1.3 1.4 0.8 1.0 0.9 0.9 1.0

- 1.6 1.2 1.3 1.3 1.0 0.9 0.9 0.9 0.9 1.1 2 1.8 1.3 1.2 1.8 1.1 1.0 1.2 0.9 1.0 1.2 3.2 3.2 2.5 4.0 4.0 3.5 3.3 2.8 3.0 3.2 3.7 2.9 3.0 3.6 3.4 4.5 2.8 3.3 3.2 4.1 7.2 7.5 4.9 3.6 5.2 5.1 4.5 4.8 5.4 3.7 8.1 8.9 5.1 4.3 6.5 5.1 5.2 5.4 7.2 4.4

- 1.9 2.1 1.8 2.2 1.6 1.0 1.0 1.2 1.0 1.5 5 1.8 1.9 2.2 2.5 1.7 1.2 1.2 1.4 1.1 1.7

- 5.6 5.4 7.0 9.1 9.8 5.4 6.1 5.4 4.1 4.0 5 6.5 6.9 8.7 13 9.9 7.3 8.7 6.6 5.0 4.9

- 3.1 2.9 3.7 3.9 2.7 2.2 2.9 3.3 3.7 3.1 5 3.3 3.2 3.7 4.3 3.8 2.5 3.4 3.3 4.3 3.2 4.6 4.7 3.9 3.9 3.3 5.3 4.0 2.9 3.2 2.6 5.5 6.2 4.0 3.8 3.3 7.9 3.0 3.6 3.6 2.9 4.0 3.7 3.2 4.9 4.3 2.5 2.4 2.9 3.0 3.6 4.5 5.1 3.1 5.8 4.4 2.5 2.6 2.8 2.9 4.5 8.9 10 4.9 11 4 2.8 3.3 2.7 2.8 3.3 11 16 5.4 9.3 3.6 2.6 3.3 2.7 2.0 2.9

- 1.0 0.9 0.8 1.1 0.7 0.7 0.9 0.7 0.8 1.1 2 1.1 1.1 1.1 1.4 0.7 0.8 1.1 0.7 0.8 1.3

- 1.8 1.1 1.5 1.6 1.1 0.9 1.0 0.8 1.1 1.2 3 2.4 1.2 1.7 1.9 1.3 1 1.2 1.0 1.1 1.4 0.7 1.0 0.8 1.3 1.1 0.6 0.7 0.6 0.7 1.2 0.7 1.0 0.9 1.3 1.0 0.5 0.7 0.6 0.7 0.8 4.2 3.4 4.9 4.7 3.2 2.1 1.9 2.1 2.6 2.1 4.5 3.7 5.4 5.5 3.6 2.1 2.0 2.6 2.8 2.4

- 3.9 4.4 2.3 1.8 2.3 1.4 5.3 4.1 4.0 4.3 5 3.0 2.1 2.4 2.4 2.9 1.6 4.7 2.3 3.1 3.4

- 3.5 3.4 4.2 3.5 3.3 4 4.7 7.4 6.5 3.6 5 4.4 5.0 4.8 4.4 3.8 3.8 4.8 3.4 8.6 3.7

(備考)1 測定地点名欄の(※)は、環境基準点を示す。

     2 数値の上段は日間平均値の年間平均値を示し、下段は日間平均値の年間75%値を示す。      3 太枠に囲まれた数値は、日間平均値の年間75%値が環境基準の評価で超過したことを示す。      4 「<」は、表記している数値未満を示す。

- -

- -

- -

B C

- -

- -

- -

C A

- -

- -

- A

矢 田 川

蛭 田 川 宝 珠 院川

鮫 川

四 時 川

渋 川 滑 津 川

神 白 川

藤 原 川

湯 本 川 夏 井 川

好 間 川

新 川

仁 井 田川

表6-3(1)-3 河川水質(BOD)の経年変化

大 久 川

小 久 川

境 川

- -

年       度 環境

基準 類 河 川 名 測 定 地 点 名 型

蔭 磯 橋 (※)

連 郷 橋

6号国道下

久太夫橋 (※)

六十枚橋 (※)

岩穴つり橋(※)

夏井川合流前(※)

一之矢橋

古 川 橋

霞 田 橋

松 葉 橋 (※)

高 久 橋

下神白橋

愛谷川橋 (※)

島  橋

みなと大橋(※)

藤原川合流前

矢田川橋

藤原川合流前

井戸沢橋 (※)

蛭 田 橋 (※) 鮫 川 橋 (※)

鮫川合流前

植 田 橋

小 塙 橋 (※)

(14)

(2) 海 域

生活環境の保全に係る環境基準の類型が指定されている 9 水域(20 地点)について、水質

調査を実施しました。

結果の概要は、次のとおりです。

○ 健康項目 4 水域 6 地点で測定した結果、全地点で環境基準を下回りました。

○ 生活環境項目 海域の水質汚濁指標である COD(75%水質値)は、類型指定されてい

る 9 水域 20 地点で測定した結果、 9 水域全てで環境基準を達成しました。

また、富栄養化の指標である全窒素・全燐については、環境基準の類

型指定がされている小名浜港において環境基準を達成しました。

一般調査 生活環境 健 康 特 殊 その他

いわき市地先海域 中之作港沖約1,000m付近 A ○ 6 ○ ○ - - ○

  〃 豊間漁港沖約1,500m付近 A ○ 6 ○ ○ - - -

  〃 夏井川沖約1,500m付近 A ○ 6 ○ ○ ○ - ○

久之浜港 A及びB防波堤の接部から

西約150m付近 9 - - -

四 倉 港 埠頭先東約30m付近 B ○ 9 ○ ○ - - ○

豊間漁港 中防波堤先端から

西30m付近(豊間地区) 9 - - -

  〃 漁港内中央付近

(沼之内船溜) 9 - - -

江 名 港 東内防波堤先端から

北西約50m付近 9 - -

中之作港 西防波堤先端から

南約200m付近 9 - - -

小名浜港 4号埠頭先 ○ 9 ○ ○ ○ ○ ○

  〃 西防波堤第2の北

約400m付近

- 6 ○※ -

  〃 漁港区内

- 6 ○※ -

常磐沿岸海域 蛭田川沖南南東

約2,500m付近 6 -

  〃 鮫川沖南約2,000m付近 A ○ 6 ○ ○ - - -

  〃 照島の東南東約800m付近 A - 6 ○ ○ - - -

  〃 蛭田川沖東約1,000m付近 A - 6 ○ ○ - - -

  〃 勿来港外の漁港区内 A - 6 ○ ○ - - -

  〃 小浜港外の漁港区内 A - 6 ○ ○ - - -

常磐沿岸海域 (小名浜港沖)

番所灯台から真方位

245度線上2,000m地点 6

  〃 八崎灯台から真方位

115度線上1,500m地点 6 - - -

14 - 20 20 6 2 9

※硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素のみ実施

表6-3(2)-1 海域の調査地点及び測定項目

(平成24年度) 測定

回数

測定項目

海 域 名 地 点 名 類型 環境

基準点

(15)

いわき地先海域 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

年度

COD(mg/L)

中之作港沖約1.0km 豊間漁港沖約1.5km 夏井川沖約1.5km 環境基準(A類型)

久之浜港及び四倉港 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

久之浜港 四倉港

環境基準(B類型)

豊間漁港 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

豊間地区 沼之内船溜 環境基準(B類型)

江名港及び中之作港 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

江名港 中之作港 環境基準(B類型)

小名浜港 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

四号埠頭先 環境基準(B類型)

常磐沿岸海域 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

蛭田川沖南南東約2.5km 鮫川沖南約2.0km 環境基準(A類型)

常磐沿岸海域(小名浜港沖) 0

1 2 3 4 5

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 年度 COD(mg/L)

番所灯台沖約2.0km 八崎灯台沖約1.5km 環境基準(A類型)

図6-3(2)-1 海域のCOD(75%水質値)経年変化

(16)

全 燐

・ 表 層 年 間 平 均 値

0.028 0.029 0.028 0.058

0.030 0.048

0.043 0.040

0.048

0.042 0.043

0.032 0.030

0.045

0.035 0.038 0.038

0.037 0.037

0.034 0.045

0.031 0.035

0.030

0.027 0.030

0.000 0.025 0.050 0.075 0.100

62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

(年度)

(mg/L) 小名浜港・4号埠頭先 環境基準(Ⅲ)

図6-3(2)-3 小名浜港における全燐の経年変化

類型未指定 類型指定

暫定目標

1.0mg/L 暫定目標 0.8mg/L

類型未指定 類型指定

環境基準 0.05mg/L以下 環境基準

0.6mg/L以下

暫定目標 0.7mg/L

図6-3(2)-2 小名浜港における全窒素の経年変化

全 窒 素

・ 表 層 年 間 平 均

値 1.32

2.08 2.77

1.97

1.32 1.69

0.69

0.84

0.45 0.41 0.4 0.4 0.43 0.48 0.88

1.03 1.07 1.27

0.6 0.67 0.78

0.57 0.73

0.58 0.65

0.78

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0

62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

(年度) (mg/L)

小名浜港・4号埠頭先 環境基準(Ⅲ)

暫定目標値(H12年度目標) 暫定目標値(H17年度目標) 暫定目標値(H22年度目標)

暫定目標とは

 水質汚濁 が著し く、または著しくなりつつある 水域については、「暫定的な改善目標値 」を設定し、段

階的に水質改善をはかることとされている。

 小名浜港 は平成10年3月13日付け福島県告示第224号により全窒素 ・全燐にかかる類型 指定がされ、

同時に全窒素については平成12年度までの暫定 目標(1.0mg/L以 下)が設定された。続いて、平成13

年3月27日付け福島県告示307 号により平成17年 度までの暫定目標(0.8mg/L以下 )が設 定され、さら

に平成18年3月24日付け福島県告 示第277号 により平成22年度までの暫定目標 が0.7mg/Lに設定され

た。

 しかしながら、平 成18年度以降は継続し て環 境基準を 達成しており、将来 予測においても環境 基準を

達成できる見 込みとなったため、平 成22年12月14日付け福 島県告示 第2241号により平 成23年4月1日

以降は暫 定目標は廃 止された。

(17)

水質汚濁

82

最小 ~ 最大 m / n 最小 ~ 最大 m / n 平均 最小 ~ 最大 x / y 平均 75%値 最小 ~ 最大

中之作港沖約1,000m付近(※)

A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.7 ~ 10 0 / 6 8.8 0.6 ~ 3.2 1 / 6 1.5 1.9 0 ~ 27

豊間漁港沖約1,500m付近(※)

A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.6 ~ 9.8 0 / 6 8.6 0.6 ~ 2.8 1 / 6 1.3 1.7 0 ~ 130

夏井川沖約1,500m付近 (※) A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.9 ~ 10 0 / 6 8.8 1.0 ~ 2.7 1 / 6 1.5 1.8 0 ~ 350

久 之 浜 港 A及びB防波堤の接部から

西約150m付近 (※) 8.0 ~ 8.3 0 / 9 7.2 ~ 10 0 / 9 8.5 <0.5 ~ 2.7 0 / 9 1.3 1.6

四 倉 港 埠頭先東約30m付近 (※) B 8.0 ~ 8.2 0 / 9 7.7 ~ 10 0 / 9 8.8 0.5 ~ 2.4 0 / 9 1.4 1.9

中防波堤先端から西約30m付近

(豊間地区) (※)

8.1 ~ 8.3 0 / 9 7.8 ~ 10 0 / 9 9.0 0.5 ~ 2.8 0 / 9 1.4 1.9

漁港内中央付近

(沼之内船溜) (※) 8.1 ~ 8.3 0 / 9 7.5 ~ 11 0 / 9 9.1 <0.5 ~ 3.3 1 / 9 1.5 1.6

江 名 港 東内防波堤先端から

北西約50m付近 (※) 8.0 ~ 8.3 0 / 9 7.1 ~ 10 0 / 9 8.6 <0.5 ~ 2.9 0 / 9 1.4 1.5

中 之 作 港 西防波堤先端から

南約200m付近 (※) 8.1 ~ 8.3 0 / 9 7.7 ~ 10 0 / 9 8.8 <0.5 ~ 2.9 0 / 9 1.3 1.6

四号埠頭先 (※) B,Ⅲ 8.1 ~ 8.2 0 / 9 7.5 ~ 10 0 / 9 8.9 0.8 ~ 2.4 0 / 9 1.7 2.1

西防波堤第2の北約400m付近

B,Ⅲ 8.0 ~ 8.1 0 / 6 7.1 ~ 9 0 / 6 8.3 1.1 ~ 3.5 1 / 6 1.9 2.2

漁 港 区 内 B,Ⅲ 8.0 ~ 8.2 0 / 6 6.4 ~ 9.4 0 / 6 8.3 1.0 ~ 3.1 1 / 6 1.7 1.7

蛭田川沖南南東

約2500m付近 (※) 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.6 ~ 9.6 0 / 6 8.7 1.2 ~ 2.4 1 / 6 1.8 1.9 6 ~ 1300

鮫川沖南約2,000m付近 (※) A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.5 ~ 9.2 0 / 6 8.5 0.8 ~ 2.3 1 / 6 1.6 1.8 4 ~ 490

照島の東南東約800m付近 A 8.1 ~ 8.1 0 / 6 7.4 ~ 9.2 1 / 6 8.5 0.9 ~ 2.2 1 / 6 1.5 1.9

蛭田川沖東約1,000m付近 A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.9 ~ 9.3 0 / 6 8.7 0.9 ~ 2.3 1 / 6 1.6 1.9

勿来港外の漁港区内 A 8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.8 ~ 10 0 / 6 8.9 1.0 ~ 2.5 1 / 6 1.6 1.8

小浜港外の漁港区内 A 8.1 ~ 8.3 0 / 6 7.5 ~ 10 0 / 6 8.6 0.9 ~ 2.6 1 / 6 1.5 1.6

番所灯台から真方位245度線上

2,000m地点 (※)

8.1 ~ 8.3 0 / 6 7.8 ~ 10 0 / 6 8.8 0.6 ~ 3.3 1 / 6 1.6 1.9 0 ~ 790

八崎灯台から真方位115度線上

1,500m地点 (※)

8.1 ~ 8.2 0 / 6 7.9 ~ 9.8 0 / 6 8.9 0.8 ~ 2.5 1 / 6 1.4 1.9 2 ~ 790

(備考)

1  「m/n」は、「環境基準に適合しない検体数/総検体数」を示す 。 2  「x/y」は、「環境基準に適合しない日数/総測定日数」を示す。

 COD(㎎/L)

海 域 名 測  定  地  点  名 pH  DO(㎎/L)

(平成24年度)  大腸菌群数(MPN/100mL)

類型 m/n

いわき市

地先海域 0/6

0/6

常磐沿岸

海域(小名

浜港沖)

常  磐

沿岸海域

小名浜港

豊間漁港

0/6

0/6

1/6

0/6

0/6

(18)

章水質汚濁

83

最小 ~ 最大 m / n 平均 最小 ~ 最大 平均 最小 ~ 最大 平均

中之作港沖約1,000m付近  (※)

A N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.13 ~ 0.32 - 0.20 0.010 ~ 0.028 - 0.016

豊間漁港沖約1,500m付近 (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.17 ~ 0.32 - 0.22 0.009 0.026 - 0.015

夏井川沖約1,500m付近  (※)

A N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.14 ~ 0.37 - 0.23 0.007 ~ 0.035 - 0.018

久 之 浜 港

A及びB防波堤の接部から西

約150m付近       (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.13 ~ 0.24 - 0.18 0.010 0.018 - 0.013

四 倉 港

埠頭先東約30m付近   (※)

B N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.16 ~ 0.34 - 0.24 0.012 ~ 0.029 - 0.021

中防波堤先端から西約30m付近

(豊間地区)      (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.15 ~ 0.33 - 0.21 0.015 0.031 - 0.021

漁港内中央付近

(沼之内船溜)     (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.14 ~ 0.41 - 0.24 0.012 0.044 - 0.024

江 名 港

東内防波堤先端から北西

約50m付近        (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.13 ~ 0.38 - 0.22 0.009 0.029 - 0.019

中 之 作 港

西防波堤先端から南

約200m付近       (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.15 ~ 0.29 - 0.20 0.009 0.024 - 0.015

四号埠頭先        (※)

B,Ⅲ N.D. ~ N.D. 0 / 9 N.D. 0.21 ~ 1.60 1 / 9 0.45 0.017 ~ 0.086 1 / 9 0.030

西防波堤第2の北約400m付近

B,Ⅲ - 0.28 ~ 1.8 2 / 6 0.69 0.024 ~ 0.095 1 / 6 0.042

漁 港 区 内

B,Ⅲ - 0.19 ~ 0.57 0 / 6 0.34 0.017 0.049 0 / 6 0.032

照島の東南東約800m付近

A - 0.21 ~ 0.63 - 0.32 0.020 ~ 0.032 - 0.024

小浜港外の漁港区内

A - - - - -

鮫川沖南約2,000m付近  (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.19 ~ 0.34 - 0.26 0.010 0.028 - 0.018

蛭田川沖東約1,000m付近

- - - - -

蛭田川沖南南東約2,500m付近(※)

N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.16 ~ 0.48 - 0.31 0.013 0.027 - 0.020

勿来港外の漁港区内

- - - - -

番所灯台から真方位245度線上

2,000m地点       (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.19 ~ 0.32 - 0.25 0.014 0.028 - 0.020

八崎灯台から真方位115度線上

1,500m地点       (※)

N.D. ~ N.D. 0 / 6 N.D. 0.19 ~ 0.38 - 0.26 0.016 0.024 - 0.020

(備考) 1 表の値は、表層における値。

    2 「N.D.」は 報告下限値未満を示す。

常  磐

沿岸海域

常磐沿岸

海域(小名

浜港沖)

m/n

いわき市

地先海域

豊間漁港

小名浜港

-

-

-

-

m/n

n-ヘキサン抽出物質(mg/L) 全 窒 素(mg/L)  全 燐(mg/L)

(平成24年度)

海 域 名 測 定 地 点 名 類型

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

(19)

(単位:mg/L) 環境

基準 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

- 1.2 1.0 0.7 1.2 1.1 1.3 1.5 1.3 1.4 1.5 2 1.4 1.1 0.9 1.3 1.4 1.5 1.7 1.5 1.6 1.9

- 1.2 1.2 0.9 1.4 1.0 1.3 1.4 1.5 1.2 1.3 2 1.3 1.4 0.9 1.5 1.2 1.9 1.6 1.9 1.4 1.7

- 1.3 1.0 0.9 1.4 1.0 1.3 1.6 1.6 1.4 1.5 2 1.7 1.6 1.2 1.6 1.2 1.7 1.9 1.9 1.7 1.8

- 1.4 1.2 1.1 1.3 1.3 1.5 1.8 1.8 1.3 1.3 3 1.8 1.4 1.2 1.6 1.3 1.8 2.0 1.9 1.4 1.6

- 1.6 1.5 1.3 1.6 1.3 1.6 1.6 1.8 1.5 1.4 3 1.9 1.9 1.6 1.9 1.4 1.8 1.9 2.1 1.8 1.9

- 1.4 1.2 1.1 1.4 1.4 1.2 1.7 1.7 1.2 1.4 3 1.5 1.5 1.3 1.8 1.8 1.8 2.1 1.9 1.4 1.9

- 1.5 1.2 1.4 1.3 1.4 1.6 1.6 1.7 1.4 1.5 3 1.7 1.5 1.6 1.5 1.9 1.5 1.7 2.0 1.5 1.6

- 1.5 1.4 1.6 1.7 1.6 1.8 1.8 1.8 1.8 1.4 3 1.8 1.7 1.8 2.2 1.8 2.2 2.1 2.1 2.1 1.5

- 1.1 1.1 1.0 1.3 1.2 1.3 1.5 1.7 1.2 1.3 3 1.5 1.4 1.1 1.5 1.5 1.6 1.7 1.8 1.4 1.6

- 1.7 1.6 1.3 1.5 1.6 1.8 1.9 2.1 1.9 1.7 3 2.0 2.2 1.9 1.8 2.0 2.1 2.2 2.4 2.5 2.1

- 1.9 1.7 1.3 1.5 1.7 1.9 2.2 2.0 1.7 1.9 3 2.2 2.5 2.0 2.2 2.1 2.2 2.6 2.3 1.8 2.2

- 1.9 2.4 2.7 1.7 1.7 1.9 1.8 2.3 1.8 1.7 3 2.9 2.6 4.1 2.0 2.3 1.9 2.4 2.3 2.7 1.7

- 1.4 1.2 1.4 1.4 1.2 1.6 1.9 1.8 1.4 1.8 2 1.7 1.6 1.3 1.5 1.8 1.8 2.2 1.9 1.8 1.9

- 1.5 1.2 1.2 1.3 1.2 1.5 1.6 1.6 1.4 1.6 2 1.8 1.6 1.2 1.9 1.5 1.7 2.2 1.6 1.8 1.8

- 1.5 1.3 1.4 1.3 1.3 1.7 1.9 1.7 1.4 1.5 2 1.7 1.8 1.5 1.4 1.9 1.9 1.9 2.0 1.4 1.9

- 1.3 1.3 1.3 1.4 1.4 1.6 1.8 1.7 1.6 1.6 2 1.7 1.8 1.5 1.6 1.9 1.8 1.9 1.9 1.8 1.9

- 1.3 1.3 1.1 1.4 1.4 1.5 1.6 1.7 1.7 1.6 2 1.5 1.5 1.5 1.6 1.9 1.8 1.9 1.8 1.9 1.8

- 1.5 1.4 1.5 1.4 1.3 1.6 1.6 1.8 1.3 1.5 2 1.8 1.7 1.2 1.7 1.7 1.9 1.7 1.9 1.4 1.6

- 1.1 1.1 1.0 1.1 1.1 1.5 1.6 1.6 1.5 1.6 2 1.2 1.9 1.2 1.4 1.4 1.6 1.5 1.8 1.7 1.9

- 1.4 1.3 1.2 1.2 1.3 1.4 1.7 1.7 1.3 1.4 2 1.7 1.8 1.1 1.7 1.7 1.4 1.7 1.9 1.5 1.9

(備考) 1 測定地点名欄の(※)は、環境基準点を示す。

2 数値の上段は、日間平均値の年間平均値を示し、下段は年間の75%水質値を示す。 3 太枠に囲まれた数値は、日間平均値の年間75%値が環境基準を超過したことを示す。

B B B B

B 海 域 名

A 中之作港沖約1,000m付近

(※)

豊間漁港沖約1,500m 付近(※)

類 型 A

A 測 定 地 点 名

いわき市地 先 海 域

夏井川沖約1,500m 付近(※)

A B B

常 磐 沿岸海域

A 蛭田川沖東

約1,000m付近 勿来港外の漁港区内

小浜港外の漁港区内 番所灯台から真方位245度 線上2,000m地点(※)

A A A 小名浜港

東内防波堤先端から北西 約50m付近(※)

西防波堤先端から南 約200m付近(※) 久 之 浜 港

四 倉 港

漁港内中央付近

(沼之内船溜)(※) 埠頭先東

約30m付近(※)

A及び B防 波堤 の接 部か ら西 約 150m 付 近 ( ※ )

八崎灯台から真方位115度 線上1,500m地点(※) 漁港区内

蛭田川沖南南東 約2,500m付近(※) 鮫川沖南

約2,000m付近(※) 照島の東南東 約800m付近

表6-3(2)-4 海域水質(COD)の経年変化

常 磐 沿 岸 海 域

( 小 名 浜港 沖 ) 豊 間 漁 港

江 名 港

中 之 作 港

四号埠頭先(※) 西防波堤第2の北 約400m付近

A 中防波堤先端から西

30m付近(豊間地区)(※)

参照

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